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・ふくの元旦マラソンには700人以上の申込があったそうです。元旦にお待ちしています。

2020年6月1日月曜日

新中学1年生の方へ

ようやく小中学校が本格的に再開されました。
とは言え、当市ではクラブチームへの自粛要請、及び活動時間の制限により、練習の再開は先延ばしとなっていますので、ご理解をお願いします。

さて、学校の再開により、いよいよ新中学1年生はこれから部活動を選択することになります。色々な方から相談もありますが、クラブとしての考えをお伝えします。
中学校では、近年の少子化に伴い、どの部活動でも部員が不足気味となっています。そのうえ、ふくのジュニア陸上クラブ出身者はその高い身体能力から、運動部ではレギュラーを期待されることも少なくありません。
どんなに、最初は自分は陸上競技と部活動の両立を目指すと言っても、上級生になるにつれ、そのことがいかに難しいかということを痛感するでしょう。なかなか日本のスポーツ界で2足のわらじを履くことは受け入れられませんし、過去の経験から見ても運動部との両立に悩みながら、陸上競技から離れていかざるを得えなくなるといった事例をたくさん見てきています。もし、強い決意で陸上競技を頑張りたいなら、最初にはっきりと意志を所属部活動側に伝えておくことも大切です。
ただ、どちらを頑張るかは、自由ですから私たちは強制もしません。一生懸命になれることが見つかるのなら、それはそれで素晴らしいことで、その礎にこのクラブがあったなら嬉しいことだと思います。
ある意味、地元中学校に陸上部が無いことの限界を感じる部分でもありますが、だからこそこのクラブの存在意義があるのだと思います。
運動部に所属せずにクラブで陸上を頑張るという選択肢もないわけではありません。出来るだけクラブでもサポートはしますが、週2~3回の練習でグングン強くなれるほど甘くはありません。しかし、強い意志があれば不可能なことではありません。過去には文化部に所属しながら全中大会で入賞したクラブ員もいます。しっかり基礎を積んで高校で大きく飛躍するほうが長い目で見れば、むしろ伸びしろも大きいです。
クラブとしては出来ることをコツコツと積み重ね、陸上が大好きになって高校でもっと頑張りたいという子を育てていきたいと思います。

過去の経験から、コーチの考えをお伝えしました。ある意味人生の岐路でもありますので、部活動はじっくりと考えて後悔のないよう選択してください。