南砺市では、中学校部活動の地域移行が一部の種目でスタートし、地域のクラブが指導の一端を担うことになります。
ウチのクラブはずっと前から今のパターンで活動を行っていますので、特に変わることは無いのですが、今後、中学校で所属する部活動によっては関わり方が変わってきます。
学校部活動の時間は原則として平日は16時45分までとなります。地域部活動を開始する競技では、うち2日クラブとしての練習を行います。休日もクラブの練習が中心となります。
部活動に所属しない選択肢も認められていますし(ただし、何もしないのは推奨されていません)、今後は次のようなパターンが考えられます。
①部活動に所属せず、陸上クラブでのみ活動する。
メリット:陸上に専念できる。
デメリット:練習時間が最大週3日程度と少なめ。
②陸上部に所属して、陸上クラブでも活動する。
メリット:練習量をある程度確保できる
デメリット:やり過ぎるとオーバートレーニング、バーンアウトの心配がある
③陸上以外の部活動(文化部のパターンもあり)に所属して、陸上クラブでも活動する。
メリット:(文化部でなければ)運動量が確保できる。高校で陸上を続けるなら別の競技を経験しておくことは悪いことではない。
デメリット:陸上優先ではないので、大会出場に支障あり。運動部の場合は学年が上がるにつれ、陸上から離れていくパターンが多い。
④陸上以外の部活動+地域クラブに加えて、陸上クラブでも活動する。
メリット:③と同じ。
デメリット:③のデメリットが更に拡大。オーバートレーニングの心配。時間に追われる。
これまで砺波地区では陸上部員以外も特設部として陸上の大会に参加できましたが、今後は見直されるという動きもあります。
中学校に進学される際には、よく考えて選択してください。
今後は①のパターンが増えると思われます。クラブとしても今以上のフォローが必要となってくると考えています。