成績だけ見れば、北信越大会への進出者は「ひかる」と「りこ」の２名でした。
「やえ」が２種目で次点、「ひろたか」も２種目で８位、「りこ」も砲丸投は８位と少し惜しい結果になりました。とは言え結果は結果。１、２年生はまた次に向けて頑張ってほしいと思います。
３年生の「かえで」と「やえ」に関しては、高校で過ごした期間が全てコロナ禍という事態の中、本当にお疲れさまでした。
「かえで」は小５からクラブに加入してくれました。当時、小矢部市からのクラブ加入第１号だったと記憶しています。あれから８年近くが経ち、今は小矢部市在住のクラブ員が７名（更に増えそうです）。まさに「かえで」がそのパイオニアでした。
跳躍種目を中心に順調に記録を伸ばしていましたが、一時体調不良もあり、悔しい結果になることもありました。高校へ進んでからはあまり直接指導することもなく、見守るだけのことが多かったのですが、２日目（２８日）３種目に出場する姿を見られて感慨深かったです。
「やえ」は小６のときに転校して来て、最初は教室のみの受講でしたが、中学生になってクラブへ加入してくれました。明るい性格でクラブにもすぐに慣れ、主に短距離で活躍し、走幅跳でも良い記録を出しました。持ち前の身体能力から高校では混成競技にチャレンジしましたが、怪我が続き、高校総体では幅跳と三段跳に絞って出場することになりました。幅跳では１回目で大幅ベスト更新の大ジャンプ。惜しくも２種目とも北信越出場は逃しましたが、満足できる結果だったと思います。
直接話したわけではありませんが、２人ともこれで陸上は引退なのでしょうか。
先日、仕事の関係で参加したシンポジウムで、日本ではせっかく高校までキャリアを重ねてきたスポーツを、ほとんどの人がこれからが本当のピークというときに辞めてしまう、と大学の先生が嘆いていました。この日本のシステムは何とかならないものなのかと・・・
ぜひ「かえで」「やえ」にはぜひこれからも何らかの形で、陸上に関わってくれることを希望します。２人が青春の一部の時間を陸上競技に懸けてくれたことに感謝するとともに、これで終わりにするのは勿体ないなと。勝手な想いですが・・・
実はかつてのジュニアクラブ加入者に対し、来月開催される今年の市民体育大会への参加を呼び掛けたところ、「たけし」「こたろう」「りょうたろう」「しゅんすけ」から参加表明がありました。「こたろう」に関しては昨年までも陸上部で活躍していましたが、残りのみんなは高校では別のスポーツで頑張っていた３名です。そんな３名が市民体育大会に出てくれると。たかが市民体育大会ですが、本当に嬉しい知らせです。当日会えるのが楽しみです。