最新の情報

・ふくの元旦マラソンには700人以上の申込があったそうです。元旦にお待ちしています。

2021年7月13日火曜日

今さらですが、クラブの歴史と理念

クラブへの加入希望者が急増中です。
なので、ということもないのですが、ここでクラブの歴史と理念のおさらいを。

クラブの前身となるジュニア陸上教室は、私たちコーチ陣も所属していた弱小陸上部がとっくに地元中学校から消滅していた平成15年にスタートしました。
そこそこ陸上の楽しさを教えながらも、中学駅伝で女子が優勝したこともありましたし、リレーで小学生が全国へ行ったこともありました。しかしながら、当時は教員の方々が中心に指導をしており、そこまで大きくは関わっていませんでした。

平成20年からは「ふくのジュニア」としてぼちぼち大会に出場し始めました。
翌年に「なぎさ」が全国小学生陸上大会に出場し、中学校でも本格的に陸上競技をやりたいということで、それなら1人で練習をするのではなく、セミナーを経てクラブチームを立ち上げることにしたのが平成23年。ただし自分一人ではとても運営はしていけないということで、周囲に相談したところ、ぜひやろうということで、賛同してくれたのが今も中心メンバーのFurui代表とNiwaコーチとでした。その後「なぎさ」は全中で5位に入賞し、「よう」「あみ」「ゆりな」など北信越レベルでも活躍できる選手も育ち、少しずつコーチも増えて今に至ります。

近年、少子化により子供が減り続ける中、周辺地域の中学校でも陸上部が無くなっていく現実を見ながら、競技場も無い田舎にあるクラブとして、とにかく陸上競技に接する機会を広げたいと考えています。
これまで小学生が陸上競技に関わる大きなきっかけとなっていた小学校連合運動会が無くなり、さらに危機感を募らせているのが現実です。底辺を広げることがより高いレベルに上がっていける選手を発掘する可能性にもつながります。

先日の県中学陸上選手権では、過去に無いほどの好成績を上げることができました。もちろん好成績を挙げるに越したことはないですが、それは二の次です。現実的にクラブの練習は多くても週3回。中学生のほとんどは陸上部に属していません。本当に上を目指してトレーニングを積むのは高校生になってからで十分だと思っていますから、それはそれでいいので、今のところ増やす予定もありません。
小中学生は、陸上競技を続けてもらうために、強い選手ではなく、夢やヤル気を育てることが第1です。とりあえず個人の見解ではありますが、他のコーチも同じ理念でやっているはずです(飲むといつもそんな話になるので・・・)。

しかし自分たちも歳を取ってきました。同世代が多いコーチ陣ですが、そろそろ後継者を見つけなければとマジで思う今日この頃です。
クラブOB・OGのみんな、また保護者の皆さんも指導のお手伝いをしていただける方いつでも連絡お待ちしています。←結局はこれが言いたかった(切実)。

このサイトをスマホで閲覧される場合は、横向きで見られることをおススメします。