クラブの掛け持ち問題
年度替わりですので、陸上クラブチームの掛け持ち問題に踏み込んでみます。
先日、別のクラブに所属している参加体験者が来られました。もちろん逆のケースもあるかも知れません。
記録を向上したいという純粋な理由だとしても、結論から言うとクラブの掛け持ちをして、何もいいことはありません。
掛け持ちが望ましくない理由としては、
理由1:オーバーワーク
陸上競技において特にジュニア期は練習をすればするほど記録が向上しやすい。そんなことは指導者は百も承知ですが、それ以上にリスクの方が大きい(将来出るはずの記録を先取りしてもピークの山が低くなるだけ)ので、練習量を制限しています。単純に練習量を増やしたいからという理由であればなおさら反対です。正しい知識でそのことを諭すのも保護者の務めだと思います。
理由2:チームの連帯感
普段一緒に練習している仲間が、別のクラブで練習していたり、大会に出場していることを知ったらどんな感情を抱くでしょうか。チームメイトから「何で?」と聞かれたらコーチは何と答えたらいいでしょうか。
理由3:周囲の陸上関係者からの眼
小学生は登録が厳格ではないので、シーズン中でも所属を変えることが可能です。だからと言って都合よく簡単に所属を変える選手やクラブは信用されなくなります。陸上関係者は意外とクラブチームのことも見ているものです。かつて同様の事案がありちょっと今でもトラウマです。
理由4:信頼関係の崩壊
ズバリ、コーチ自身が信用されていないのだと感じます。たとえそんなつもりは無かったとしても、コーチも人間ですから疑心暗鬼になるものです。
クラブチームが増えてきている今、特に同じ練習場や大会で顔を合わせるようなクラブチームとの掛け持ちは、モラル的にもやめていただきたいというのが本音です。
クラブチーム同士の関係悪化も避けたいですし、それこそ指導理念に共感したのであれば、入るのであっても出るのであっても、完全移籍をしてくだされば最終的に問題はないと思います。
また、他クラブ主催であっても単発の練習会などへは、今でも快く送り出しています。
やはりどこかに一線は必要ですね。
これらの点をよく考慮していただいた上で、F‣Jetz(他クラブ)への加入を考えていただければ幸いです。