新年が明けたところですが、年末に年内最後の教室をお休みして、県内のジュニア陸上クラブの指導者が集まった会議に参加してきました。
新年度の富山陸協普及部の行事をどのように進めるかというところから、将来の富山県の陸上界をどうやって盛り上げるかというところまで、参加していた皆さんはとても熱い思いを持って真剣に議論をしておられました。最後の方では普及だけでなく強化も一体となってしていくべきという話も出て、方向性としては必要なことかと思いますが、現場ではなかなか考えがまとまらかったので、改めて整理してみました。
小中学生を中心に指導している中で、当クラブが重点を置いているのは明らかに普及です。
強化的な指導も行っていますが、人口減少も進みつつあり、決して恵まれていない練習環境の中で、陸上競技だけではなく様々な背景を持つ子供たちに幅広く参加を募り、とにかく関わる人を増やすことが底辺拡大になり、それが将来の強化にも繋がると信じてこれまで活動の幅を広げてきました。
なので、クラブ員の小中学生は約半数が他競技との掛け持ちです。小中の卒業後には別のスポーツの道に進む子も大勢いますが、陸上競技で強くなってほしいという気持ちがある反面、関わった子どもたちそれぞれの道で活躍してくれるのが1番という思いも強いです。
実はその辺りが他のクラブが目指すところとは違うのではないかと日頃から感じています。
そのような面も含めて、当クラブでは設立当初から特定の種目に特化することなく、短距離から長距離、跳躍、投てきまで、練習の段階から様々な種目に取り組んでいくというスタンスを変えていません。
規模は小さいながらも、近隣のクラブを招きながら年に3回、混成競技やたすきリレーの大会を10年以上継続して開催し、可能性の芽を摘まないことを大切にしています。
会議では高校の指導力が弱体化しているのではという話も出ていました。
当クラブは県西部の端に位置していることもあって、高校進学に際しては現実的に金沢市の強豪高校へ進学する子も徐々に増えつつあります。このことを『悪』と捉えるか、その子にとって本当に良い環境が何か、何がファーストかということを考えると、そのような選択肢もあってしかるべきです。
当クラブにおいては、現状で高校まで含めた一貫指導は難しいとは思いますが、もし私が高校の陸上指導者なら、完成されたアスリートよりも、「大きく動ける」「素早く動ける」「素直に動ける」生徒が入部してくることを望みます。
ですので、決して記録最優先ではなく、そのような子どもを育てていくために努力していきますし、陸上界が盛り上がるならば、出来る範囲でお手伝いさせていただきたいと思います。
というわけで、16年目に突入するF‣Jetzを今年もどうぞよろしくお願いします。