今日は朝から、とある教育関係者の話を聞き、同感したことがありましたので紹介します。
各小学校では、今、持久走大会真っ盛りですが、この時期になると決まって子どもたちは、◯位になったら、◯◯を買ってもらえるんだなどと先生に教えてくれるそうです。そして、そのために頑張る!と堂々と宣言する・・・しかしご褒美のために頑張るこの姿にはいつも違和感を持っていて、本当にほしいものを手にいれるために頑張るのに、それ以上は何も要らないはずだと。
専門的に言うと、ある行為を外的な目的を達成するための手段とし、目的達成や失敗回避のために発生する「やる気」のことを、「外発的動機付け」と言い、その行為自体を目的とし、自発的に発生する「やる気」のことを「内発的動機づけ」と言います。
どちらのほうが、パフォーマンスが高まると思われますか?答えは言うまでもありません。
特に私たちは陸上クラブという集団ですから、やはり目標に対し真摯に向き合い、それを達成すること自体を目標にすべきだということを改めて思った次第でした。